才能とコンプレックス
前回の記事で「才能」という言葉が出てきたので、今回は「才能とコンプレックス」について考えてみた。
結論から言うと、才能もコンプレックスは正反対に見えて、本質的には同じものでその人の特徴にすぎない、ということ。
自分にコンプレックスがあるとするならば自分がコンプレックスだと思っているからコンプレックスになるということ。
まぁこれだけだと意味不明だと思うので、解説すると
人間には得手不得手がそれぞれあるのに対し、みんな同じ型枠、つまり環境で生きようとするからはみ出した人間が生きづらくなる。
人間にはそれぞれの価値観や考え方があったり特徴が千差万別だったりするのに同じ教育、資本主義、同じ働き方生き方、で生きようとするからはみ出した人間が生きづらくなるということ。
現在、お金持ちで成功者と言われている人は、お金を稼ぐ能力があって日本みたいな資本主義の国に生まれたから成功者と言われているだけであって、社会主義の国に生まれてしまったら、お金を稼ぐという能力を最大限発揮できないよねって話。
もちろんお金持ちの人は並々ならぬ努力をしたんだろうしお金を稼ぐということは素晴らしいことなんだけど、事実として生れ落ちる国が日本だったのは運のおかげだよね。
お金持ちの人は、お金を稼ぐ能力があるという特徴を持って生まれてたまたま資本主義の国に生まれたってだけ。
コンプレックスは他の人にはない特徴なので、活かせる環境に変えたり、使い方を学んだりすれば武器に変わったりもするんだよな。
ということで結論で締めると、才能やコンプレックスはその人の特徴にすぎない。
見方を変えればどちらにでも転ぶ。